工場勤務による腰痛

- update更新日 : 2022年04月27日
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痛みのない生活が当たり前

工場勤務で腰痛を引き起こす原因として

  • コンクリートなどの固い所に立ちっぱなし
  • 安全靴による負担
  • 重い物を持つ負担
  • 不規則な勤務時間

などがありますが「仕事だから」「毎日の事だから」と言って、腰痛がある状態が当たり前と考えて、腰痛が発症しても「痛みがあるのは当たり前」と考えている方は少なくありません。

一方で工場勤務で腰痛がありながらも我慢に我慢を重ねて、ヘルニアやヘルニア寸前という状態までこじらてから当院に来院される方もいらっしゃます。

「仕事だから…」「毎日の事だから…」少々の腰痛で弱音を言ってられないという気持ちもあると思いますが、仕事だからこそ腰痛を改善して再発しにくい身体を作る事が大切です。

疲れや肉体疲労などの身体的負担も毎日の積み重ねで大事に至ります。肉体疲労を溜め込み過ぎた時に予想にもなく悪化している事もありますから。

我慢がもたらすデメリット

痛みが出るという事は何かしらの原因があり、その原因をそのままにした状態で仕事を続けると、腰痛の原因を悪化させてしまうのです。

腰痛が出ると痛みばかり気にしてしまい、痛みが出ない様に痛み止めの薬を飲んだり、湿布を張って仕事を続けられる方もいます。

ですが、痛み止め薬などは、痛みの原因を取り除くものでは無く、痛みを感じない様にしているだけです。

痛みを感じない状態だと無理できちゃいますが、痛みの原因が改善されていない状態で無理をしてしまうと、原因を更に悪化させて身体はどんどん悪い状態になってしまうのです。

その様になってくると

  • 腰が痛くて夜眠れない…
  • 長く同じ姿勢で居る事が出来ない…
  • 歩くのも辛い…

などの症状が出て、仕事以外の生活にも支障が出てきます。

体は本来頑丈に出来ているので、腰痛症状が出ても無理すれば痛みをかばいながら仕事を続ける事も出来ます。

ですが、痛みを誤魔化しながら仕事を続けていると、根本の原因部分はどんどん悪化するのでヘルニアや痺れ(神経麻痺)に繋がって「動けない状態」に成り兼ねないのです。

身体にとって痛みは「もうこれ以上無理できません」というサインであって、不都合な症状ではありません。痛みを我慢する事は、身体にとってデメリットなのです。

腰痛知らずでプライベートを楽しむために

工場勤務は腰に負担が掛かりやすい仕事なので、少しでも痛みを感じたら早めに治療する事をお勧めします。痛み無く身体が軽ければ、遊びや趣味などプライベートも充実します。

プライベートが充実すると身体がリラックスするので、筋肉も硬くなりにくく腰痛を起こし難い状態を維持しやすくなります。いわば元気で好きな事を思う存分楽しめる状態で過ごす事が、腰痛知らずの健康体にも繋がるのです。

機械は壊れたら部品を取り換えれば良いですが、身体はそうはいきません。腰を痛めたからといって腰の筋肉を取り替える事は出来ません。

機械も身体も同じです。ちゃんとメンテナンスを行う事で、故障なくベストな状態を維持出来て、快適な動作を行なう事が出来るのです。

この先10年後も20年後も好きな事を思う存分楽しむ為にも、痛みを我慢せずに早め早めでの治療をお勧めいたします。

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