学校教員の腰痛

こりを強く感じるハードなお仕事
学校の教員も「こりを強く感じるお仕事」でTOP10に入るほど肉体的に大変なお仕事です。
子供たちを30名ほど預かる担任となれば責任もありますし、授業、授業の準備、部活の顧問など働いている全ての時間を合わせるとかなりの労働時間となります。
そんなハードなお仕事だからこそ、肉体的疲労も多く「こりを強く感じる」事も多いのだと思います。
教員が腰痛を起こす原因
ストレスによる身体の凝り
多くの子供に対して責任ある立場でもある為、日々の精神的負担も大きいかと思われます。
精神的ストレスは身体の力みを生んで、凝りの原因ともなります。
身体を支える要である「腰」
力みがある中で50分立ち続けての授業、授業で使う資料作りのため長時間のパソコン作業など、部分的でなく身体全体が凝るお仕事です。
身体全体が凝ってガチガチになった姿勢を支えるのが身体の中心部分の腰なのです。
教員の腰痛改善ストレッチ
筋肉に酸素を送れる身体作り
教員において腰痛のキッカケとなるのは、日々の精神的ストレスからの力みが大きいと思われます。
このストレスや力みを改善するには、身体全体の筋肉に酸素をしっかり送り込んで、筋肉自体がしなやかな筋肉になる様な身体作りが重要になってきます。
その為には肩甲骨の動きを良くして肺周りの凝りを無くし、十分な酸素を身体全身に送れる状態にするのです。
身体全体に酸素を送れて、全身の筋肉がしなやかで柔らかくなれば関節の動きが良くなり、長時間立つ事や座り続けるのも楽になってきます。
更には身体が柔らかくなる事で、ストレスを感じにくい状態になるとも言われています。
そのような身体作りのストレッチ法をご紹介いたします。
教員用腰痛対策ストレッチ
写真のようなストレッチが教員で腰痛など身体の凝りに悩まされている方へおススメのストレッチです。
多くの方が、ストレスを感じ力みが入ると肩に力が入ります。
その時に硬くなるのが「僧帽筋」という肩にある筋肉です。更には腕の付け根から前側にある「大胸筋」も緊張します。
この「僧帽筋」「大胸筋」を同時に伸ばす事が出来るのがこのストレッチです。やり方はゆっくした呼吸とともに手と手を合わせて引き合うように伸ばします。(手が付かない方もこの形さえ作れば伸びていきます)
「僧帽筋」「大胸筋」が伸びて肩甲骨周りが弛むと呼吸が楽になり、多くの酸素を体内に取り込めるようになります。
そうする事で体全身の筋肉に酸素が送られて筋肉がしなやかで柔らかくなっていくので、凝りが改善されて痛みから解放されていきます。
教員は大変なお仕事だと思いますが、子供たちに笑顔で対応して頂く為にも凝り無く元気な身体でお仕事をして頂きたいです。