生殖医療を受ける前に

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妊娠するのに大切な事

数値に惑わされない

妊活において大切なのは「卵胞のグレード」「子宮内膜の厚み」「ホルモンの数値」「卵巣の状態」のうちどれでしょうか?

答えは全てです。どれも妊娠する事に対して大切な数字です。ですが、これら検査して数値化できるものは1つ1つ分けて考え過ぎると、妊娠するという目的に対してバランスが崩れてしまいます。

検査をおこない数値化して妊娠に適さない数値が出ると、その数値ばかり考えて落ち込む方が多くいらっしゃいます。そうなると自分で不安感を募って精神的ストレスで、自律神経やホルモンバランスに影響を与えるなど健康を害する方向に向かってしまいます。

ホルモン値を上げる事は過程であって目的ではない

妊活において、数値化して対処するのは最後の段階で行う取り組みです。生殖医療がどんどん発達しているといっても、妊娠する確率は数パーセント~40%程度です。残念ながら生殖医療も完璧なものではありません。

生殖医療は素晴らしいものですが生殖医療ばかりに頼る妊活では、喜べる結果に繋がりにくいのも事実です。

また妊娠するのに年齢の問題がクローズアップされて、年齢を気にしている方も多いと思います。データからしても年齢が上がるにつれて妊娠率が下がる実情があるからです。

原因が分かれば対策できる

ですが、「なぜ年齢が上がると妊娠率がさがるか?」と考えたら「体力の低下」が大きな原因です。スポーツ選手の様に体力のある方の中に、高齢出産されている方が多いのもその様な事です。

この様な事からも妊活において最も重要な事は、お母さんやお父さんの身体を整えて、健康で元気な状態を作るという事です。健康な状態で体力を付けて行くと、自然と子宮・卵巣・精巣など生殖臓器の状態も良くなり、ホルモン値なども安定してきます。

妊娠力がアップする状態とは?

自分は健康か!?判断する

そんな中で「健康な状態とは!?」と健康の基準が分からないと思います。

当院で考える「健康の基準」は、まず『しっかり眠れるか?』です。寝付きが良く、夜中に起きる事も無く、朝の目覚めが爽快であれば、内臓の状態が良く血流が良くなり冷えも改善して、食欲・お通じも良好で、ストレスも受けにくくなります。

この様な健康状態が、妊活においてまず土台となる身体になります。

健康な状態を作ってない中で、いくら運動をしても体力は付きません。薬などを使ってホルモン値をコントロールしようとしても安定した数値を維持し難いです。

やはり一番大切なのは、両親の健康です。

良い睡眠で妊娠力をアップさせる

情報が多い中で「期待できる治療」として色々と耳に入ってきますが、その様な治療効果を出すためにもまずは両親がちゃんと寝て健康で元気な状態になる事です。

年齢やホルモン値を気にする前に、ちゃんとした睡眠をとれているか気にしてみてください。良い睡眠が明るく楽しく幸せな未来を作ってくれます。