30歳以上の自然妊娠

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年齢は不安材料ではない!?

人工授精や顕微授精など「生殖補助医療」が保険適用になり半年経ちます。

保険適用になったおかげで体外受精が身近なものになり、取り組まれる方が増えたのもありますが、世間的な‟妊活への意識”も以前に増して積極的になっているのを感じます。

そんな体外受精に取り組まれる方が増える一方で、自然妊娠を望む方もいらっしゃいます。どちらが正しくてどちらが間違っているという話では無くご本人の考えなので、当院では妊活に取り組むすべての方を応援しています。

その妊活において一つのデータがあります。厚生省と日本産婦人科医会が出したデータを合わせたもので、「自然妊娠出生率」と「体外受精出生率」を出したものです。

2017年のデータですので、体外受精が保険適用になる前の数字にはなりますが、30歳以上の年齢においても圧倒的に自然妊娠による出生率が高いです。

意外にも体外受精での出生率は低いもので、高齢出産といわれる年代においても自然妊娠・出産される方が多いです。

私からしたらこれは喜ばしい数字だと感じます。出産に対して高齢と言われる年代においても、体の状態を整える事で自然妊娠する事を大いに期待できる数字だからです。

30歳過ぎても大丈夫!

体外受精も保険適用で受けられる回数が限られています。その中で妊娠出来なかったとしても、自然妊娠・出産で赤ちゃんを授かる事も充分に可能なのです。もっと言うと、体外受精より自然妊娠で赤ちゃんを授かれる確率の方が高いのです。

体外受精・自然妊娠どちらにおいても、妊娠の必要3条件は「良質卵」「良質精子」「良質な子宮環境」です。そしてこれらを整えるのに大切な事は『呼吸』『睡眠』『思考』『食事』『運動』『温活』です。

不妊鍼灸をしている私の肌感覚ですが『食事』『運動』『温活』に気を付けられている方は多くいらっしゃいますが『呼吸』『睡眠』『思考』を良質なものに出来ている方が少ない様に感じます。

『呼吸』『睡眠』『思考』を意識していなかった方が、この3つを良質なものに改善する事で体質が変わったときに嬉しい出来事に繋がっていきます。