なぜギックリ腰は繰り返し起こるのか?

- update更新日 : 2022年04月27日
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ぎっくり腰の慢性化

ギックリ腰が起こらない様にするには体質改善が必要

ギックリ腰が起こりやすい身体の状態とは

ギックリ腰で当院に来院される方も多いですが、ギックリ腰をされた方は過去にも何回かギックリ腰を起こしている方が多いです。

ギックリ腰は癖になって何回も起こしてしまう事が多いのですが、これはギックリ腰を起こしやすい体質になっているからなのです。

ギックリ腰を起こしやすい方は腰の筋肉がガチガチに硬い状態となって血流が悪く冷えた状態となっています。

これは慢性化すればする程、体の深部にある筋肉で起こり、『朝起きた時に腰が重くて動き辛い』『長く立っていると腰が重くなる』『腰の張りで長時間の運転が出来ない』など普段の生活動作までもが辛い状態となっていきます。

ギックリ腰の原因は腰だけじゃない!?

腰の深い部分の筋肉は内臓と隣り合わせの場所にあるので内臓からの影響も受けやすく、冷たいものを摂った時や食べ過ぎてしまった時など、深い部分の腰筋も冷えたり圧迫を受ける事で血行が悪くなったり、腰筋がガチガチに硬くなる原因ともなるのです。

腰深部の筋肉がガチガチに硬くなると柔軟性が無くなり、伸びる事が出来ない状態となってしまうのです。この様な状態はもう腰筋の限界状態になっているのです。

この時に、ちょっとしゃがんだりする時などちょっとした動作で”ギクッ”っと腰に激痛が走って動けなくなるのです。

ですのでギックリ腰を起こす方は、腰筋がギックリ腰を起こす状態になっているのです。

ギックリ腰はギックリ腰が起きる状態(体質)を変えなければいつまでたっても再発してしまいます。

ギックリ腰が起こらなくなる体質改善とは?

冷え性でない人にも冷え!?

ギックリ腰とは腰の捻挫で、痛みの原因は腰筋の炎症になります。腰の筋肉がガチガチに固まって伸びない状態になっている時に動くと、筋肉が動ける範囲の限界を超えてしまうので、そこで激痛が走り動けなくなってしまうのです。

では、ギックリ腰が起こらない様な体質にするにはどうすれば良いという事ですが、筋肉深部の冷えを取るために血流を良くしなければいけません。

身体というのは冷え性(手先足先が冷えて生活に支障がある状態)が無くても部分的に血流が悪くて、痛みを起こす事があります。

ですので、冷え性が無く逆に暑がりの男性にもギックリ腰をする方が多いのです。

冷えてるのに炎症!?

血流が悪く冷えている部分なのに炎症!?と思われる方もいると思いますが、冷えてガチガチに固まった筋肉が限界を超えると「もう、動けない!!!」と筋肉が怒ってしまうのです。それが炎症を起こしている状態です。

筋肉が限界を感じて怒りやすい状態が、ガチガチに硬くなっている状態です。

ギックリ腰の根本原因である腰深部の筋肉が柔軟な状態を作らないと、ギックリ腰の症状が出た時に炎症を取り除いたとしても、対処療法でしか無くまたぶり返してしまうのです。

『ギックリ腰』体質改善

ギックリ腰を繰り返す方は、腰筋に長年負担を掛けているので腰筋だけでなく背中や肩、お尻や足の筋肉まで硬くなっている方が多いです。その様な方は、筋肉のバランスが悪くなって骨格の歪みも出ています。

ギックリ腰は長年身体が頑張った限界を超えた時に出るので、その筋肉に負担を掛けないように骨格の歪みを整えて、頑張ってきた腰深部の筋緊張を取り除かなければなりません。

だからこそ当院では歪みを整える整体と深部の筋緊張を取るはり治療を合わせて施術します。より早くより良い状態へと体質改善するためです。ギックリ腰は季節の変わり目などによく起こります。ギックリ腰が癖になっている方は、対処療法ではなくしっかりと根本から改善する治療でギックリ腰とサヨナラする体質を手に入れてください。