座り仕事による股関節周りの痛み

- update更新日 : 2024年04月12日
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座るのが辛い

男女で違う骨盤の形

デスクワークのお仕事をされている方に多い坐骨神経痛(お尻の痛み)や股関節の痛み、この様な悩みをお持ちの方は意外に多いです。

特に骨盤の小さい男性に多い悩みですが、女性でも内股の方は症状が出やすい傾向にあります。女性は出産する事もあり骨盤が横に広く座った時も安定した姿勢を作りやすいです。

ですが女性は骨盤が不安定になり易い内股姿勢の方が多く、股関節に負担が掛かり『坐骨神経痛』や『お尻の痛み』『股関節周りの痛み』に繋がってしまいます。

『冷え性』『浮腫み』『痛み』の原因

骨盤が不安定な状態で座る時、股関節周りやお尻の筋肉でバランスを取るので、常に筋肉への負担が掛かっている状態です。

座っている時間が短いならまだ良いのですが、仕事として毎日長時間座っていると筋肉負担の積み重ねで、筋肉がガチガチに硬くなってしまうのです。

筋肉がガチガチに硬くなると血管、リンパ、神経などを圧迫するので『足先の冷え性』『浮腫み』『坐骨神経痛』などの症状にも繋がってしまいます。

座り仕事は肩こりなど上半身の症状が出やすい事もあり、下半身の負担はあまり気にしない方が多いですが、意外に下半身に掛かる負担は大きく股関節周りの痛みやそれに伴っての冷え性など二次的症状悩まれる方も多いです。

寒い時期も冷えに負けない対策

これからの寒い時期になれば特に足元が冷えて下半身の血流が悪くなり易いです。座り仕事の方はなるべく下半身を温め血流を良くして、筋肉が硬くなり難い状態でお仕事をされたら寒い時期も冷え知らずで過ごせます。

私のお勧めはお尻の下にホッカイロを置いて温める事です。お尻を温める事で間接的に股関節の血流も良くなり、筋肉負担を補う事が出来ます。痛みは毎日の積み重ねで発症します。日々『温める』ことを行えば、痛みの出にくい状態を作れるので、症状で悩まれている方が居ましたらぜひ試してみて下さい。