コールセンターオペレーターの腰痛

- update更新日 : 2022年04月27日
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オペレーターの腰痛原因

オペレーターの離職につながる腰痛

コールセンターで働くオペレーターの離職原因ともなっている身体的問題。

実際に離職された方のお声として「コールセンターでは座りっぱなしで、腰が痛くなり、体重が増えてしまったからです」(40代 女性)とあります。

「同じ姿勢を続けていて腰が痛くなったり、あまり動かないので運動不足になったりと、体調面での不満から転職した人も多くなりました。」という会社側が感じる部分も大きい様です。

座るのは立つ姿勢の1.5倍負担が掛かる

オペレーターに腰痛が多いのは、座る姿勢は一見楽に見えますが立っている姿勢に比べて1.5倍、腰への負担が掛かるというのが原因とも考えられます。

一日中座っての仕事となれば、何時間も腰に負担を掛けながらの仕事となり、それを毎日繰り返す事が腰痛を引き起こす事に繋がってしまうのです。

座っている姿勢で長く仕事をされていると、徐々に背中を丸めた楽な姿勢になって、頭が前に出る「ねこ背姿勢」です。

ねこ背姿勢(座って前かがみ)になれば1.8倍と、普通に座っているより更に腰への負担が掛かる姿勢となってしまいます。

骨盤を立たせるために

意識で姿勢は良くならない

座っている姿勢で理想的な姿勢とは、「骨盤を立たせた姿勢(骨盤前傾)」といわれます。

この姿勢は、股関節の上に上体の重心が全て乗る体勢で、骨格で身体を支える為に腰筋に負担なく、座れる姿勢です。

仕事をする中で、ねこ背姿勢になるのは無意識です。身体は疲労が溜まっていくと自然と楽な姿勢を取るので、いくら意識して“良い姿勢”を作っても意識から外れたら楽な姿勢になってしまうのです。

だからこそ無意識でも“骨盤を立たせた”理想姿勢を維持できる身体作りが大切です。

骨盤を立たせるには腹筋が大切

骨盤を立たせた座り姿勢を保つのに重要な筋肉は「腹筋」です。腹筋が弱いと、上体を支えるバランスが崩れて前に倒れてきます。これが「ねこ背姿勢」です。

ねこ背姿勢を作らない為にも「腹筋運動」をして下さい。

腹筋運動は「一般的な腹筋」「足上げ腹筋」「プランク」どんなスタイルの運動でも大丈夫です。

腹筋する事で呼吸も深い腹式呼吸ができる様になるので、疲れも溜まりにくい身体にもなっていきます。

続ける事で効果を実感していけますので、少しずつでも毎日腹筋運動をしてみて下さい。