料理人の腰痛

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立ち仕事からくる筋疲労

骨盤で立ち姿勢を支える

立ち時間の長い料理人さんにとって腰痛は悩ましい問題の一つだと思います。調理場は生ものを扱うので温かくするのが難しく、冷えた場所でのお仕事も多いと思います。

調理場は床がコンクリートなど硬い場所で立ちっぱなしの作業にもなり、その影響からくる筋肉負担、更には冷えからくる血行不良で、疲労も溜まりやすく筋肉がガチガチに硬くなってしまいます。

立ち仕事ですので、特に足に筋疲労が溜まって筋肉がガチガチになります。

疲れが溜まった足を支えるのが骨盤で、左右バランス取ったりして疲れ難い姿勢作りを骨盤で調整しているのです。

筋疲労の悪循環が慢性腰痛に繋がる

筋肉がガチガチになった状態での作業は、身体が辛くなってくるので重心を右足に乗せたり、左足に乗せたりと左右どちらかに重心を乗せてバランスを取るようにします。ですが、この左右片側への重心乗せが骨盤を捻じらせて歪みへと繋がってしまうのです。

最初は筋疲労から始まりますが、それが骨盤の歪みに繋がり、骨盤が歪むと今度はより筋肉への負担が大きくなり筋肉がどんどん硬くなる悪循環を生んでしまいます。

この様な状態になるのが慢性的な腰痛を生んで、いつも腰が痛い状態で仕事や生活を続ける事になってしまうのです。

基本的には筋疲労や冷えが痛みの原因でもあるので、お風呂や温泉など温める事で楽になります。

ですが慢性的な状態で身体の歪みが強い状態になっていると温めても一時的に痛みが引くだけで、根本的な改善には繋がりません。

根本的な腰痛改善に繋げるには骨盤の歪みが無くなり、身体全体の筋肉が弛んで力みの無い楽な姿勢を作れる状態に戻す事です。

料理人の腰痛改善ストレッチ

血流を良くするには筋肉のポンプ作用が、しっかり働く状態にする必要があります。その為には筋肉が付いている関節を大きく動かす必要があります。

膝の屈伸ストレッチ

料理人さんは立ち仕事ですので、特に足の血流を良くするために足にある関節を大きく動かすストレッチが効果的です。

効果的なストレッチは「膝の屈伸ストレッチ」です。膝の屈伸ストレッチは「膝」「股関節」「足首」と足の3大関節を同時に動かせるので、下半身の血流を促すには効果的なストレッチです。

足の血流が良くなる事で自然と骨盤周りの血流も良くなり、骨盤の歪み改善にも繋がっていくのです。

骨盤回しストレッチ

もう一つのストレッチは「骨盤回しストレッチ」です。これは別ブログ「腰痛改善ストレッチ」でご紹介しているのでこちらを参考にして下さい。

「膝の屈伸ストレッチ」「骨盤回しストレッチ」どちらも立ったまま出来るので、仕事の合間でも出来ますし、続ける事で腰痛予防にも繋がっていくのでぜひ仕事の合間に続けてやってみて下さい。

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