腰痛でゴルフができない…

- update更新日 : 2022年04月27日
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腰痛で思うように振れない

ゴルフが趣味、ゴルフが好きな方でも、腰痛でゴルフを楽しめない方がいらっしゃいます。

または、スイングが出来ないとまでは行かなくても腰を庇いながら打つことで、手打ちになったり、軸がブレてのスイングになるので、満足いくプレーが出来なくなってしまいます。

この様な身体状態になってしまうと、好きなゴルフも楽しめなくなるばかりか、ゴルフから離れて辞めてしまう状況にも成り兼ねません。

ゴルフ腰痛の原因

ゴルフのスイングをする時に「腰で打て」と言われますが、実際には腰を捻ったり腰の筋肉を使っているわけではありません。

腰は回す事が出来ない!

腰の部分にある骨は背骨しかありません。その背骨の腰部分を「腰椎」と言いますが、腰椎は骨格の性質上回す事が出来ないのです。

スイングの時に回っているのは『骨盤』で、骨盤を回すために連動して動くのが「股関節」「膝」「足首」です。

骨盤の歪みによるスイング痛

骨盤の歪みで出る腰痛

ゴルフをしていて腰痛がある方の大半は骨盤の歪みがみられます。

骨盤の歪みがあると骨盤に繋がっている腰の筋肉は緊張してしまいます。人によってはこの時点で腰痛が出る方もいますが、腰の筋緊張がありながらも痛みが出ない方もいらっしゃいます。

『骨盤の歪み』で「股関節」「膝」「足首」が硬くなる

身体の中心となる『骨盤の歪み』があると、骨盤に繋がる「股関節」、「股関節」と連動して動く「膝」や「足首」なども硬くなってしまいます。

「股関節」「膝」「足首」が硬くなって動きが制限されると、骨盤を回す事が出来ないのでクラブを振る事(回す事)が出来なくなってしまいます。

この状態の時にスイングすると、無理に骨盤を回そうとして腰の筋肉を捻って打とうとします。ただでさえ腰は回す事が出来ないうえに骨盤の歪みにより緊張した状態であれば、腰への負担はかなり大きいものになり、強い痛みが出てきます。

この時に痛みがあるのは腰なので、腰の筋肉を冷やしたりマッサージする事で一時的に楽にはなりますが、根本的な原因が骨盤の歪みなので、歪みを改善しない限りは再発してしまうのです。

ゴルフ腰痛予防ストレッチ

ゴルフは左右均等の動きではありません。

テイクバックの時に右側に引いて、振りぬいてフォロースルーは左側へと流れていきます。どのクラブでも毎回同じ動きをするゴルフにおいては、左右の筋肉を同じように使わないので身体の左右バランスが崩れやすいのです。

コースを回る時もですが練習する際も事前ストレッチとして、逆側にスイングするストレッチを行う事が大切です。

逆のスイングをすると、硬く感じる関節や筋肉が出てきたりします。その時は意識してその筋肉を弛めるようなストレッチを行う事で、腰痛やケガを防ぐことにも繋がります。

逆スイングも本来のスイング同様の可動域で動かせればとてもいい身体状態ですので、腰痛対策の為にも日ごろから逆スイングストレッチを行って左右均等に筋肉を動かせる身体作りをして下さい。

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