運転仕事の腰痛

- update更新日 : 2022年04月27日
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腰痛は我慢せずに改善を

タクシードライバーやトラック運転手、または車出張の多い営業職の方など、車に乗っている時間が長く、そのために万年腰痛など、慢性的な腰痛できつい日々を過ごしている方も多いです。

「仕事だから弱音言ってられない」と腰の痛みがありながらも、毎日仕事を続けられて悪化させてしまい、更に強い痛みに悩まされる状況になってしまう事もあります。

この様な車の運転をお仕事とされていて、腰痛に悩まされながら日々過ごされている方に役立つ腰痛改善ストレッチをお伝え出来れば思います。

なぜ運転手に腰痛持ちが多いのか?

座る姿勢が腰痛の原因

重い荷物を持つトラック運転手が腰痛を発症するのは分かるけど、運転だけしていてなぜ腰痛が発症するのかと感じている方もいると思います。

運転のお仕事は長時間運転する事になり、長時間座り続ける事となります。この長時間座り続けるのに安定して座り続けるには骨盤が前傾していないといけませんが、シートの構造上、もしくは長時間運転で疲れてくると骨盤が後傾した姿勢で運転する事となります。

骨盤後傾姿勢は筋肉負担が無く楽に座れる姿勢ですが、骨盤前傾姿勢は筋肉負担の大きい姿勢なので、長時間座っていると腰の筋肉がずっと突っ張った状態でどんどん硬くなっていくのです。

腰が辛くなると自ら姿勢を歪めてしまう

腰の筋肉が突っ張って硬くなってくると同じ姿勢で居るのが辛くなってきて、重心を左右に移動させて苦痛を凌いだりします。

左右への重心を変える事で、骨盤の左右バランスが崩れていきます。骨盤の左右バランスが崩れると、背骨など体全体の歪みへと繋がり、さらに腰痛が悪化してしまうのです。

運転手さん腰痛改善ストレッチ

骨盤の左右バランスを崩さないためにも、まずは骨盤の前傾状態が安定する身体を作る事が大切で、その為のストレッチが次のストレッチになります。

運転手さんの腰痛改善ストレッチのポイントは骨盤を前傾・後傾させる筋肉を弛めることが重要となってきます。

骨盤に繋がる前後の筋肉を弛めるのが下図のストレッチです。

  1. 5秒かけて息を吐きながら、お腹を凹ませ、背中を丸めていきます。
  2. 5秒かけて息を吸いながら、腰を反らせる様にして伸ばしていきます。
  3. これを繰返します。(5回ほど)

簡単なストレッチで運転席でも行う事が出来るので、休憩時などに行ってみて下さい。腰痛が無い状態での運転は、快適で安全運転にも繋がると思います。

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